「たばこによるリラックス」を求めるのはニコチン中毒の禁断症状

禁煙は抗うつ剤より精神の安定に効果的
以下は、記事の抜粋です。
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禁煙に成功した人は、不安やストレスを感じている人が抗うつ剤を服用したのと同じぐらい、精神的な安定を感じることができる──2月13日のBMJ誌で発表された。
喫煙者の精神状態について調査された26の報告書を調べ、不安や気持ちの落ち込み、ストレスなどについての質問に対する答えを数値化した。対象となった喫煙者たちの平均年齢は44歳で、たばこを1日10本から40本吸う人たち。
禁煙に成功した人たちは挫折した人たちに比べて、不安感や気持ちの落ち込み、ストレスが減り、将来に対してより楽観的になったと回答した。「その効果は抗うつ治療を受けたのと同じぐらい、あるいはそれ以上である」という。
著者のGemma Taylor氏は、今回の結果が喫煙に対する一般的な誤解の一掃につながってほしいと期待する。「『たばこはストレス解消になる』『たばこでリラックスできる』など、喫煙が精神の安定にいいというのは、通説にすぎない。」、「たばこをやめてニコチン依存から解放されれば、精神状態が改善する」ことが示されたと言う。
テイラー氏は、喫煙者の心理状態はニコチンのせいで1日中不安定になっていると指摘した。たばこから得られる落ち着きや充足感の後はすぐに、気持ちの落ち込みや不安、動揺といった禁断症状に襲われる。だが喫煙者は、このような症状はストレスやほかの要因によるものだと間違いやすい。そしてニコチンには安定作用があるために、喫煙者は自分の心を落ち着かせてくれるのは、たばこだと勘違いするのだ。
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「『たばこはストレス解消になる』『たばこでリラックスできる』というのはウソで、単に、ニコチンの禁断症状による精神不安をニコチンで解消していただけ」という指摘は非常に重要です。
こういう記事をみた後で、「ひとのとき、想う」JTのCM「JTの取り組み紹介 / 分煙篇」や「想いあう、ときのそばに。 / 上司と部下篇」などをみると良いです。

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