就活と実験系大学院での成績について

米国の就活、成績悪い学生はお断りの大企業

アメリカの大企業は、成績の悪い学生は採用しない。GPA(秀4、優3、良2、可1、不可0で採点した平均)について、大企業はGPA3以上を望み、多くは最低ラインを3.5としているという話です。

日本はどうなのでしょう?神戸大医学研究科のバイオメディカルサイエンス修士でもGPAを採用していますが、私の印象では、日本の企業はあまり成績を参考にしていないように思います。

記事に書かれている、「採用活動で成績は重要だ。学生の技術的な能力や仕事をするうえでの適性を把握する、我々が知りうる少ない指標の1つだからだ」という考え方は、少なくとも我々が接するような実験系大学院修士レベルの学生にはあたっていると思います。理系の大学院なら普通は部活もないので、成績は学生の研究遂行能力をかなり反映しています。企業で研究を続ける続けないに関係なく、修士レベルでの研究ができない(例えばGPA3以下の)学生は、企業で気合を入れなおしても役に立たないでしょう。

就活で歪んでしまった大学・大学院教育を改善にするためには、就活時期を後ろへずらすだけではなく、大学が学生評価を信頼できるものにすると同時に、企業側もバンカラ賛美を止めて、大学による評価を尊重することだと思います。

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