日本ジェネリック製薬協会(GE薬協) 製品名を一般名に変更を 会員社に要請

GE薬GE薬協 製品名を一般名に変更を 会員社に要請

以下は、記事の抜粋です。


日本ジェネリック製薬協会(GE薬協)は、ブランド名で承認され販売されているジェネリックについて、一般名へ変更するよう促している。ブランド名による似た名前の医薬品との取り違えを防止する観点から、医療関係者から「強い要望がある」ことを受けたもの。加えて、来年度のGE使用促進策で、一般名処方の普及が検討されていることから、3年かけて製品の名称を変更するよう、昨年の12月27日付の文書で会員社に対応を要請した。


これは小さなニュースですが、医学部や薬学部の学生にとっては、とても良いニュースだと思います。学生は、国家試験や定期試験だけを考えれば、薬物の一般名だけを覚えれば良いのですが、臨床の現場では商品名が頻繁に使用されるため、卒業後はもちろん臨床実習などでは商品名も覚える必要がありました。

また、最近はジェネリックを処方して欲しいという患者さんも増えてきたので、ジェネリックに別の名前があるととても大変です。これが、上記のような一般名の促進によってかなり状況が変わることが期待できます。

例えば、高コレステロール血症の治療薬であるプラバスタチンの場合、ハイパー薬辞典をみると、先発品のメバロチン®(第一三共)以外に、「メバトルテ(テバ)」、「メバン(日医工)」、「プラバスタン(日本薬工)」など後発独自の名前が10以上あります。その他は、プラバスタチンNa錠10mg「サワイ」、プラバスタチンNa塩錠5mg「KH」などのように、一般名プラス社名(KHは協和発酵キリン)という表現になっています。

GE薬協は、「メバトルテ」や「メバン」をやめて、ジェネリックは「一般名プラス社名」に統一することを要請しているわけです。一般名処方の普及だけではなく、ジェネリック医薬品そのものの普及にとっても良いアイディアだと思います。

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