バイオブックマークからのオススメサイト紹介

バイオブックマークは、私の友人が中心となって、バイオに関する有用な情報を投稿・評価しシェアするために、約3年前に始めたサイトです。

しかし、使っているpliggというソフトが更新されず、スパムの攻撃に脆弱なため、荒れてしまっています。今日は、バイオブックマークへ投稿され、それなりの支持を得たサイトの中から私の独断でオススメサイトを紹介します。紹介文は、バイオブックマークへの投稿時のものをそのまま使用しました。


文献検索

Entrez PubMed
無料で閲覧できる文献検索の定番サイトのひとつ。最近気づいたのだが、tutorial として、ナレーションつきのムービーが種々用意されていてユーザー獲得への意欲が感じられる。

PubMedの使い方
PubMedは文献検索の素晴らしいデータベースですが,どうして検索したら良いのかが少しわかりにくいところがあります。このサイトは,東邦大学医学メディアセンターのものですが,1. 主題からの検索,2. 著者名からの検索,3. 雑誌名からの検索,4. 掛け合わせ等のやり方について日本語で詳しく説明されています。

HighWire Press
これも文献検索の定番サイトのひとつでしょう。しかし、雑誌の巻と号だけを入れて検索しても、目的の雑誌に行き着けるのに驚いたのは、もはや5年前。あの頃citation mapという機能も面白かったけど、最近あんまりアクセスしてないな。

Google Scholar
依然として”ベータ”とついてはいるが、さすがGoogleというべき高速全文検索が可能。海外では、巨大な資金力をもつGoogle によるアカデミック分野での”情報支配”をあえて望む声もあるらしい。

ISI Web of Knowledge
Journal Citation Reportsで科学誌のインパクトファクター(IF)を調べることができる。自分の論文が掲載されている雑誌のIFが、以前に比べて下がっていると、何となく悲しいのは私だけでしょうか?!


オンライン教科書・講義

薬理学電子教科書
阪大の三木先生(現名誉教授)が中心になって創られた薬理学の本格的なオンライン教科書。バージョンアップされていない部分もありますが,無料ですので我慢しましょう。本サイトは上巻で下巻のサイトもあります。阪大の学生は薬理学の教科書を買わなくても良いということかな?

メルクマニュアル
世界で最も広く利用されている医学書の一つであるメルクマニュアル 第17版 日本語版のWeb版です。と書いてありますが,本当に素晴らしいものです。無料とは驚きです。英語の原版にもリンクしています。

生化学:福岡大学機能生化学研究室による講義資料
福岡大学機能生化学研究室による生化学関連の講義資料ということですが,非常にわかり易く作られています。私は生化学アラカルトの「細胞周期とチェックポイント」が気に入りました。項目は,生化学の基礎編(脂質,糖質,タンパク質,酵素,ビタミン,ホルモン),生化学アラカルト(バイオリアクター,細胞工学,細胞周期),エネルギー代謝,代謝総論(TCA回路,呼吸鎖,光合成),糖質の代謝(解糖,糖新生),脂質の代謝(β酸化,脂肪酸合成),アミノ酸の代謝(尿素回路),ヌクレオチドの代謝,細胞と染色体,核酸の化学構造,DNA合成(遺伝情報の複製),転写(遺伝情報の発現),タンパク質の生合成(翻訳),遺伝子の構成,遺伝情報の修復,核酸の分析技術,遺伝子工学の技術,遺伝子工学の利用などがあります。

細胞生物学の世界へようこそ
東京医歯大の和田勝さんによって制作・提供されている細胞生物学への入門サイトです。わかり易い説明と綺麗な図が素晴らしいと思います。講義のパワーポイントも見ることができます。

Molecular Biology Web Book
Molecular BiologyのWeb Book. 基本的な概念が,簡潔に図とともに説明されていて,秀逸である。PCRやDNA Cloningなど,学生に説明するときに,痒いところに手が届くような絵が載っていて非常に助かる。また,様々な文献がリンクされているので,その気になればいくらでも勉強できる。


辞書・翻訳・英語学習

ライフサイエンス辞書
論文を読んでいて分からない単語があっても辞書には載っていないとき、ライフサイエンスに関する専門用語を英語でなんて書くのか分からないとき、是非これを利用しましょう。

英辞郎–アルクのサイト
収録語数が多いらしい。トップページには広告が多くてやかましいが、ただで使えるのでしょっちゅうお世話になってます。phraseの検索では単体電子辞書よりずっといいです—最近の電子辞書あまり知らないですが。

Merriam-Webster Online
Merriam WebsterのOnline辞書。Thesaurusで語彙をどんどん増やせます。個人的にはお勧めです。

医歯薬英語辞書: Medical English Dictionary Online
医歯薬英語辞書と命名されていますが,非常に広範囲のテーマが扱われています。病名の里(病名一覧,病名一覧(英),病名コード,病名用語解説,病名用語定義,感染症名,病原体名,腫瘍名,腫瘍類別,症候群名,病名漢字,参考サイト(英)),健康と医学の話),基礎医学(医学英語単語,医学英語語幹,医学英語略語,医学英語例文,医学英語解説,解剖学用語,解剖学ラテン語,解剖学ラテン単語,組織学用語,組織染色法,元素名,元素周期表,化合物名,生化学用語,アミノ酸,薬理学用語,生理学用語,統計用語,医学難読漢字,医学英語の本),臨床医学(臨床検査値,薬品名,麻酔科用語,眼科用語,骨科学用語,医学部一覧,薬学部一覧,医療関連学会,全国医師会,全国薬剤師会,製薬会社,医学スペイン語)などの項目に分かれています。医学スペイン語には驚きますね。最近,解剖学ラテン語を知っている学生なんているのだろうか?

Encyclopedia of Life
地球上の生命についてのすべての重要な情報をwiki的な方法を使って集めるサイトをつくってしまおうというプロジェクトです。Wikipediaとどう違うのかというと、きちんとしたscientific communityによって正確性と情報の新しさをしっかり保証しようという部分でしょう。ハーバード大学の社会生物学で有名なE.O. Wilsonが提唱者で、Marine Biological Lab、Rockefeller Univ、Smithsonian Institution、ロンドンのNatural History Museumなどが関与しており、Wikimedia FoundationもInstitutional Councilに入っているということです。まだコンテンツはありませんが、デモページをみるとなかなかのものでたいへん楽しみです。”Imagine an electronic page for each species of organism on Earth available everywhere by single access on command. E. O. Wilson” 実現すれば、まさに人類の資産といってよいものができるでしょう。こういう夢のある大きいビジョンを持って、実際にそれを現実に移していくアメリカ人の力は素晴らしいものがあります。

翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース
ITや医学などの技術翻訳・産業翻訳のプロフェッショナルな実務翻訳者の方々のためのオンライン電子辞書のブックマークだそうです。英和辞書や和英辞典など英語辞書系の翻訳サイトだけではなく、仏語、独語、イタリア語、スペイン語などのオンライン辞書・辞典・専門用語集も数多く採録しています。また類語、反意語、綴り方、ことわざなど文字やことばや文章に関わる優れたサイトも幅広く採録しています。専門用語集としてはIT翻訳や技術マニュアル翻訳、医学翻訳などの自然科学系から文学・宗教、さらには映画、鉄道など趣味性にこだわった用語集サイト、無料自動翻訳サイトや検索エンジン、専門ポータルサイトなど幅広く採録しています。という事で、とにかくほとんど全ての辞書を網羅している感じです。

多国語自動翻訳サービス
無料の自動翻訳と有料の人による翻訳があります。ポルトガル語,ロシア語などもあります。似たような翻訳サイトと日本語への翻訳能力を比較してみましたが,自動翻訳の性能はかなり良いと思います。できれば他の言語も試してみてください。

NIH VideoCasting (科学者講演ビデオ集@NIH)
NIHで行われた会議や講演のビデオを集めたものですが,登場する研究者の質と数は現存するサイトの中で最高だと思います。ノーベル賞受賞者も登場します。Anjana RaoさんのNFATについての最新の講演もPast Events-Immunology-Signaling to Transcription: The Calcium Calcineurin NFAT Pathway in T Cells Wednesday, April 11, 2007で観る事ができました。英語の字幕も出ます。人名とキーワードでサーチすることもできます。iPod用にPodcastも用意されています。アメリカの強さを実感させられるサイトです。

The Online NewsHour
Topicsを開くと,膨大なテーマから,自分の好みのものをスクリプトつきで聴くことができる。私は国際学会などが近づくと集中的にScience & TechnologyやHealthを選んで耳を英語モードにしています。MilitaryやTerrorismといった項目があるのも興味深い。

ジャパンタイムズ[週刊STオンライン]-英語学習サイト
ジャパンタイムズがやっている英語学習用ニュースサイトです。無料でダウンロードできるニュースやエッセイがmp3ファイルとして豊富にアップされていますので,ダウンロードしてiPodやwalkmanなどで聞くことができます。Voice of Americaのニュースよりも面白いですよ。

goo英語学習
goo英語学習では、無料英語学習サイト「Smart.fm」上にある、TOEIC、ビジネス英語、基礎英語、日常英会話など、100種類以上の英語学習コンテンツを提供する。また、それらをマスターするための「iKnow!」「アイテムドリル」「Dictation」「BrainSpeed」などの記憶学習アプリケーション、ユーザー同士で交流できるソーシャルネットワーキングサービス(SNS)機能が利用できる。

英語例文データベース
英語で手紙を書く時の例文を集めたものです。「書き出し」,「自分の紹介」,「生活について」,「お付き合い」,「締めくくり」,「コンピュータ関連」の6つのパートに分かれています。そのものズバリの文がなくても,近いものを探して単語を入れ替えればそれなりの文章ができます。


実験プロトコール・チップ

PROTOCOL ONLINE
生命科学に関する実験プロトコールのリンク集です。Online掲載されているラボプロトコールがディレクトリ型検索サイトのように項目別に細かく分類されています。手技手法を検討する際に参考になります。

BioTechnicalフォーラム
バイオ関連の実験をする上での、試薬、機器、プロトコールなどの情報交換の場です。

フリー画像解析ソフトImageJのホームページ
画像を定量化するフリーソフトのホームページです。ウエスタンの写真からそれぞれのバンドのタンパク量を半定量したりすることができます。我々もこれを使って「定量化しなさい」というreviewerの要求にこたえることができました(Genetics, Vol. 174, 1259-1271)。

ATTO 実験のコツ
主にタンパク質の電気泳動に関するTips集です。特にWestern Blottingに関しては解説が秀逸で、学生のとき大変参考になりました。サイトに「目からうろこが落ちること請け合いです」とありますが、ゲルは押しつぶす、転写時間は30分で良いと知って驚きました。


データベース(ヒト、ハエ、酵母)・ゲノムプロジェクト・リソース

Human Protein Reference Database (HPRD)
25,000以上のヒトのタンパク質、37,000以上のタンパク質間相互作用などが登録されているJohns Hopkins大学のDr. Pandeyの研究室のデータベース。専門家がマニュアルでチェックすることで信頼性を向上させている。発現分布や相互作用タンパク質のデータが報告されている論文にリンクされている。見落としていた論文を見つけることもありドキッとする。時折、読み間違えもあるが、自分の論文のデータが誤解されて引用されていると、書き方がまずかったかと反省させられることも…。

OMIM – Online Mendelian Inheritance in Man
ヒト遺伝子変異と遺伝病に関する代表的なデータベースです。 Johns Hopkins大学 McKusick博士がライフワークで書いている『Mendelian Inheritance in Man』のオンライン版で、米国国立医学図書館(National Library of Medicine)内の国立生物情報センター(National Center for Biotechnology Information:NCBI)が提供しており、頻繁に更新されています。

Human Metabolome Database
ヒトにおける代謝物のデータベースです。質量分析計で測定したデータ等から代謝物の検索をすることが出来ます。登録化合物数はまだ少ないですが、他のメタボロームデータベースに比べて、1つの化合物に対する情報量が多いので有用です。

ヒト遺伝子アノテーション統合データベース(H-InvDB, H-Invitational database)
H-InvDBはヒトの遺伝子と転写産物を対象とした統合データベースです。ヒト遺伝子の構造、 機能、スプライシング、 細胞内局在、 立体構造、 疾病との関連、 遺伝子多型、 遺伝子発現、 分子進化学的特徴、タンパク質相互作用、遺伝子ファミリー等の精査されたアノテーション(注釈付け)を提供しています。

FlyBase Homepage
ショウジョウバエを扱う研究者には必要不可欠のサイトです。各遺伝子情報はもちろん、mutantの有無やそれらのストック状況などの検索も可能です。登録されているストックナンバーをもとに、ショウジョウバエのバイオリソースセンターから各mutantを取り寄せることもできます。

Sanger Instituteの分裂酵母ゲノムプロジェクトホームページ
イギリスのSanger Instituteの分裂酵母サイトですが,genome projectの結果だけでなく,PubMedや出芽酵母のサイトともうまくリンクされていて,分裂酵母研究には必須のサイトです。

Saccharomyces Genome Database
Saccharomyces cerevisiaeのデータベース。出芽酵母の全遺伝子に関するバイオインフォマテイクスが充実している。

GOLD: Genomes OnLine Database Homepage
世界で行われている全てのゲノムプロジェクトを統合するサイトです。ゲノムプロジェクトが終了した579,進行中の古細菌63,細菌1222,真核生物721,メタゲノム(微生物を分離しないやるプロジェクト)95の計2680プロジェクト(2007年6月20日現在)情報が整理されています。ネーミングがカッコいいですね。

理研バイオリソースセンター
日本最大のマウスのリソースを持っています。All Japanの活動をされており、理研外の研究者にとっても、たいへん有り難いセンターとなっています。

CELL SEARCH SYSTEM (理研)
理研のCELL BANK内の、細胞株検索ページ。細胞株名で検索することで、由来や培養条件を見ることができます。論文などで知らない細胞株名を見かけたときに、使うと便利です。


ゲノム解析・タンパク質解析

NCBIのBLAST
いまさらの感じの投稿になりましたが,いつもお世話になっているBLASTサイトです。昔はGenomeNetなども使っていましたが,最近はここばかりです。

NCBI ミニコース日本語版
“NCBI Mini Courses”は、米国立生物工学情報センター(NCBI)が公開している解析ツールやデータベースの実践的な使用方法を紹介している教育サイトです。本サイトは、NCBI mini-coursesを日本語に翻訳し、JSTが独自に補足説明を加え、「NCBIミニコース日本語版」として公開しています。 NCBI mini-coursesは「疾患関連遺伝子の同定」のような問題解決型のテーマや「Map Viewerクイックスタート」、「疾患遺伝子と表現型の相関関係」、「BLASTクイックスタート」、「Entrez Geneクイックスタート」、「Structureクイックスタート」、「Entrezクイックスタート」のようなNCBIで提供しているサービスについての講習会を全米各地で開催し、その際の講習内容をウェブサイトで公開しているそうです。初学者には適していると思います。

JSTゲノム解析ツール
政府関係の独立行政法人であるJST(科学技術振興機構)が運営しているゲノム解析ツール集(マルチプルアライメント,YEBIS,GeneWalker,ホモロジー検索など)です。各種ゲノム解析ツールへのリンク集は充実しています。

ExPASy – Tools
PEST配列,等電点,リン酸化・糖鎖付加部位推定,モチーフ解析,ブラストなどいろいろなタンパク質解析のツールがそろっています。

タンパク質立体構造データベースの日本のミラーサイト
これまでにX線およびNMRで解析されたタンパク質・核酸などの立体構造(座標データ)のデータベース(の日本のミラーサイト)です。「PDB ID」が不明でも、「Keyword」で簡単に目的タンパク質が検索できます。

ELM – Functional Sites in Proteins
アミノ酸配列から、結合、切断、リン酸化などのモチーフを検索するサイトです。ゆるい条件で検索されるため、特殊な配列でない限り、非常に多くのモチーフが表示されます。アミノ酸配列について、なんでも良いからモチーフを探してみたいときには使えます。

Phospho.ELM Search
哺乳動物細胞の実験的に証明されたリン酸化部位についてのデータベースです。Phospho.ELM BLASTというリン酸化部位のBLASTやリン酸化部位を類推するNetPhosなどとのリンクも網羅されています。

All-in-One Seq Analyzer
核酸やアミノ酸の配列について、データベース検索をするページです。複数のデータベースや解析サイトにリンクされているため、蛋白質の場合、このサイトだけで二次構造、ハイドロパシー、等電点や分子量を調べることができます。

iHOP – Information Hyperlinked over Proteins
「1500種,80000遺伝子,1200万の配列が常にアップデート」という蛋白質データベースです。分裂酵母の蛋白質についてはかなり貧弱ですが,哺乳動物や出芽酵母についてはかなり充実しています。それぞれの蛋白質について文献的裏づけがあるデータが並んでいます。

genebee系統樹ソフト
複数のタンパク質のアミノ酸配列のアラインメントと進化的比較を系統樹として簡単にあらわすことができるソフトのサイトです。

ION CHANNELS, TRANSMITTERS, RECEPTORS & DISEASE
さまざまなイオンチャネルの特性、機能異常についての基本情報を得るのに便利なサイトです。

PlasMapper:プラスミド地図自動作成ソフト
DNA配列をペーストするだけで,非常に綺麗なプラスミドの地図を自動的に描いてくれます。pREP1というマニアックな分裂酵母専用プラスミドの配列をペーストして,Graphic Mapをクリックしたところ,制限酵素部位は勿論,ORFを認識してampとLEU2のマーカーをMap上に書いてくれました。さらにnmt1 promoterまで同定して書いてくれたのには非常に感心しました。ぜひ一度お試しください。


相互作用・パスウェイ解析

NetworKIN: リン酸化酵素-基質 ネットワーク
タンパク質のin vivoリン酸化サイトと、その反応を触媒するであろうリン酸化酵素との対応を予想するサイトです。リン酸化酵素のリン酸化motifの情報( ScansiteやNetPhosK )に加えて、STRINGデータベース(すでにbioupdateに登録)のタンパク質間相互作用報を組み入れたアルゴリズムをつくり、それをPhospho.ELMで登録されているin vivo phosphorylation siteに適用しています。詳細は、Cell誌 129, 1415-1426 (2007年6/29号)にでていますが、基質と酵素の対応の正確性は80%ぐらいまであがっているとあります。現在はまだ112ほどのリン酸化酵素が登録されているだけですが、ぼくの研究している酵素もちょびっとのっていました。今後の発展が期待される・・・しかし怖いような・・・。

STRING: 機能的タンパク質間相互作用ネットワーク
STRINGは、実験データや文献からのデータマイニング、ゲノム情報などからつくられた、膨大な数のタンパク質間相互作用のデータベースです。現在のリリース(release 7) では、まだ相互作用予測にタンパク質の局在までは考慮していないようですが、個々の相互作用がprobability scoreとともに整理されて閲覧できます。目的のタンパク質を中心に星型マップを書いて「うむ」と、なっとくしたりできます。このあと投稿しますNetworKIN (リン酸化酵素-基質ネットワーク)の予測にも利用されています。

Pathguide – Pathway・たんぱく質相互作用ネットワークなどへの網羅的リンク集
網羅的にPathway、PPI等の生物学的ネットワークデータベースを収集したリンク集。形式ごとにカテゴライズされている上、各データベースで扱っているフォーマットも表示されていて便利。手前味噌で申し訳ないが、これらのデータベースからローカルに取りこんだPSI-MI, BioPAX, タブ区切りのテーブルといった形式のデータは、Cytoscape等を使って可視化できる。

KEGG PATHWAY Database
ぼくがいままで授業やセミナーで参照してきたシグナルパスウェイのサイトは、ここと、あとSTKEです。このKEGGのサイトの方が、ひとつのpathwayの情報が多くて見やすいような気がします。STKE にはeducationalなresourceもあっていいんですがはお金とりますから、ここで軽く触れるだけにしとこ。

Charting Pathways of Life (BioCarta)
細胞内のシグナル経路の模式図を検索できる企業サイトです。サイズが小さいため印刷には向きませんが、図中の分子をクリックすると、OMIMやPubMedで分子の詳細を見ることができます。


神経科学

Allen Brain Atlas
C57BL/6の脳で、全ての遺伝子についてin situを行い、そのデータをpublicに公開しているデータベースです。マイクロソフトのco-founderのPaul Allenが100万ドルを寄付してできたAllen Instituteによって運営されています。脳科学のデータベースの中で最も有用で優れたものの一つでしょう。日本の脳科学も、これからは(これほど大規模でなくてもよいでしょうが)何か「人類の資産」と言えるようなデータベースを創って、世界に発信していく必要があるのではないでしょうか。

The SfN Neurosience Database Gateway
Society for Neuroscienceによる、Neuroscience関係のデータベース、ツール、リソースなどのサイトへのリンク集です。なかりまとまっていて良いのではないかと思います。

ヒトやいろいろな動物の脳マップ・アトラス:BRAINMAPS.ORG
ヒトを含む各種動物の脳の地図です。ヒト,アカゲザル,イヌ,ネコ,ラット,マウス,フクロウなどの各種動物の脳の断面図とその拡大顕微鏡写真が掲載されています。ヒトの場合はMRI画像もあります。ニッスル染色だけでなく,免疫化学・組織化学的染色写真もあります。また,それぞれの脳部位の機能が知りたいときにはインターネットで検索もできます。神経解剖,電気生理,神経化学など多方面の研究に有用なサイトだと思います。


就職・グラント・留学

研究者人材データベースJREC-IN
政府がやっている求人情報のサイトですが,大学教員の求人についてはほぼ100%カバーしているので,求職中の人には有用だと思います。

バイオベンチャーで働こう!
バイオベンチャー企業の採用・求人に興味のある方のための情報ページです。企業としての特徴、仕事の内容、気になる待遇、応募前のチェックポイントなど、就職・転職前に知っておきたい情報が満載です。

科学研究費補助金データベース
科学研究費のデータベースです。研究者の氏名や所属,当該年度の研究費金額や成果の概要を見ることができます。全部で54万3千件が収録されているそうです。

研究予算情報 競争的資金(グラント)の公開情報が一目で分かる
ちゃくちゃ儲けているらしい株式会社キーエンスのサイトにある。民間企業向け、公的機関向けのグラント情報が載っている。

研究留学ネット
研究留学を希望する人への情報提供サイトです。留学先紹介,留学先レポート,留学経験者の生の声が聞けるアンケート,ビザ取得情報データベース,海外のポスドク求人情報などです。また,研究者支援情報も豊富です。

留学生.net – 留学情報・留学生HPサーチエンジン
よく似た名前ですが,「研究留学ネット」とは大違いの雰囲気です。「OL留学」など思わず興味本位で覗いてしまいました。しかし,留学したい人のためのポータルサイトとしてだけではなく,覗いた人を留学したくなるような気持ちにさせる点でも非常に良くできていと思います。「大使館ランキング」などもユニークで面白いです。最近は,留学する日本人が減っているそうですので,このようなサイトを見てどんどん留学したい人が増えることが大切かもしれません。


ニュース

いきいき健康 NIKKEI NET
医・食の社会の動向を知る、お手軽なサイト。社会人になったら日経の記事は必須事項! 学生の方も就職活動などの情報源として使ってみては?

薬事日報
製薬業界の動向や薬に関する情報を掲載しているサイトです。コンテンツ内の薬学生新聞は非常に優しく薬品業界の情報なども掲載されいます。

健康産業新聞
セルフメディケーションの今日、サプリメントといった健康食品の市場は3兆円を超しています。主にここでは、素材の紹介や健康食品業界の動向がいち早くキャッチすることができます。私個人は、当サイトにリンクされいるNutrition Medicalをよく閲覧しいます。


その他

お薬110番
現在日本で用いられている医療用薬物を調べるサイトです。添付文書ていどの情報しかありませんが,とりあえず一般名を調べたりするのには便利です。

重篤副作用疾患別対応マニュアル
重篤副作用についての対応マニュアルです。rn薬剤に副作用はつきものであり、わずかな確率ですが非常に重篤な副作用も発現する場合もあります。そのようなことが起こる前に、予見し、未然に防ぐということをねらい、もうけられたサイトだそうです。これからもアップデートされていくそうです。

Tree of Life Web Project – 生命の系図
地球上の生き物の多様性や、それらの進化の歴史や特徴について紹介するサイト。5000ページを超えるサイトは、「Tree」という名の通り、生物の分類によって上の階層、下の階層、近縁種をたどっていけます。個体の写真が美しく、研究者が協力しているため、顕微鏡写真や免染画像もあることが特徴です。

The Nobel Prize:ノーベル賞のサイト
ノーベル財団が運営するノーベル賞のサイトです。全てのノーベル賞受賞者のCVやノーベル章講演を見ることができます。毎年10月の第1月曜日に発表される医学生理学賞をこのサイトでモニターしていた人から,1998年にFerid Muradがノーベル章をもらったと電話で教えられた時は本当に驚きました。

National Library of Medicine – National Institutes of Health
NLMは生物学・医学情報に関する世界最大のオンライン図書館です。 NLMウェブサイトは文献検索PubMedをはじめとして、医療、栄養補助食品などについての豊富な情報を提供しています。

特許電子図書館 – トップページ
工業所有権情報・研修館という政府機関がやっているサイトです。特許関係の事はほとんど網羅されています。申請中の特許にもアクセスできますので,自分のアイディアが既に申請されているかどうかもチェックできます。しかし,特許なんか取っても意味ないことが多いですね。

Biocompare (Buyer’s Guide For Life Scientists)
生命科学関連商品の検索サイトです。メーカーや取り扱い業者を越えた検索が可能なため、目的とする商品を、より広い範囲から探すことができます。検索によりヒットした商品のページからは、各メーカーの商品説明ページにリンクが張られています。フィルタ機能を用いることで、用途やメーカーごとの検索もできます。

窓の杜:ソフトライブラリ(フリーウェア・シェアウェア)
フリーウェア,シェアウェアのソフトに関するダウンロードサイトやニュースを紹介しています。「解凍,圧縮・解凍,文書作成,入力・印刷,事務・管理 ,Webブラウザー,メール,セキュリティ,メッセンジャー・チャット,ホームページ閲覧支援,ホームページ作成 ,サーバー・ネットワーク,画像・デジカメ,音楽,映像,デスクトップユーティリティ,壁紙・スクリーンセーバー,カレンダー・時計・付箋,Windowsのカスタマイズ,ハードウェアの制御・カスタマイズ,ハードウェア情報・ベンチマーク,ファイル操作,OS・ソフトのインストール・管理,学習,パソコン学習,プログラミング,年賀状・カード,地図・交通,ケータイ・PHS,家庭・生活,日記・予定,行楽・スポーツ,冒険・作戦系,体感・スポーツ系,頭脳・パズル系,ランタイム・3Dベンチマーク」などのジャンル別にほとんど全てのソフトを網羅するとともに,それぞれのバージョンアップニュースなどを掲載しています。私はメイラー,エディター,MP3変換,カレンダー,映像など本当に良くお世話になっています。

BIOUPDATE – バイオアップデート
バイオ系 Web 2.0 サイトです。2007/6/10から一般公開を始めました。広くバイオ関係の総説やプロトコールを扱っていて、日本語オープンアクセスジャーナルの性格を持っています。またバイオ関係の商品のユーザー口コミレポートも集めています。ユーザー参加型ですから、どしどし訪れて、じゃんじゃんuploadしてください。ディズニーチャンネルが、ディズニー映画のコマーシャル流してても違和感はないから、このサイトをadmin自らブックマークしても、許されますよね…

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コメント

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    Not only biocompare, there are other ways to find products and services to solve the protein problems, they are also quick and convenient. For example, search antibody on abcam(www.abcam.com). Recombinant protein and protein related services on Creative BioMart(www.creativebiomart.net) and chemical products on sigma(http://www.sigmaaldrich.com/)