オナラリーオーサー(honorary author、名誉著者)など。

ピアレビューと生物医学出版に関する国際会議は、The Journal of the American Medical Association(JAMA)誌およびBritish Medical Journal(BMJ)誌が中心となって、1989年以降、4年に1度開かれている医学分野の学術誌の会議だそうです。

会議では、製薬企業などから雇われて、薬の効果を強調しリスクを軽視した論文を書いたりする「ゴーストライター」と今日の話題、「オナラリーオーサー」が問題とされたそうです(記事をみる)。

オナラリーオーサー(honorary author、名誉著者、gift authorともよばれる)とは、実際にはその研究にはかかわっていないのに、ビッグ・ネームだからという理由で論文の著者として名を連ねる人のことを指すそうです。

the International Committee of Medical Journal Editors (ICMJE) では、著者として満たすべき条件(Authorship)を次のように規定しています。

Authorship credit should be based on 1) substantial contributions to conception and design, acquisition of data, or analysis and interpretation of data; 2) drafting the article or revising it critically for important intellectual content; and 3) final approval of the version to be published. Authors should meet conditions 1, 2, and 3.

そして、わざわざ次のように断っています。
Acquisition of funding, collection of data, or general supervision of the research group alone does not constitute authorship.

しかし日本では、ビッグ・ネームでなくても大学の講座や分野の教授だというだけで、上記の著者としての貢献をまったくしていないのに、配下の准教授や助教の論文の著者になることがまだまだあります。ひどい場合は、そんな人が責任著者(corresponding author)になったりします。
このようなことは、決して「名誉な」ことではありません。研究者あるいは教育者として「恥ずかしい」ことだと思います。

記事にもあるように、業績評価の一環として論文の重みが増している昨今では、その人の業績が不当に高まることになると同時に、若い研究者の業績を不当に下げることにもなります。


私の裁判の第一回の口頭弁論は、11月27日(金)の午後1時15分から神戸地方裁判所で行われます。傍聴などについては、神戸地裁にご確認ください。ただ、私の弁護士によると、書面のやり取りだけなので5分で終わるそうです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする