「新型」インフルエンザ致死率、パーキンソン病発症に関わる遺伝子の発見など。

「新型」致死率、100万人超死亡「アジアかぜ」並み…WHO
新型インフルの致死率0.4% 国際チームが分析

死者数から、感染後の致死率は約0.4%で、1918年出現のスペイン風邪(約2%)よりは低いが、アジア風邪(約0.5%)に匹敵する。また、1人から何人に感染するかを示す感染力は、1.4-1.6人と推計。季節性のインフルエンザよりは強く、1.4-2人だった過去のパンデミックの低い方に近い。…このような情報は重要ですね。冷静に対応しましょう。

パーキンソン病発症の可能性28倍、遺伝子の変異発見

古くなった細胞の処理にかかわる酵素「グルコセレブロシダーゼ(GBA)」の遺伝子変異を持っている人は、ない人に比べ、発症の可能性が28倍高くなり、発症する場合の年齢も6.3歳早まるという。

このような研究は、パーキンソン病の治療や予防に貢献する重要なものだと思います。しかし、患者さんにとっては、遺伝子に異常があるという事は、他人に知られたくない情報だし、自分でも知りたくないかもしれません。

ハンチントン舞踏病という遺伝病の場合も、ハンチンチンという遺伝子のCAGリピートの長さが発症の可能性と有意に相関しています。日本の事情は知りませんが、イギリスでは、ハンチントン舞踏病の遺伝子診断は、保険加入時には強制されませんが、診断を受けていた場合、保険会社は加入に当たって提出を求めることができます。保険会社はこの遺伝子診断に基づいて、契約を結ぶことを拒否したり、保険料を引き上げたりすることが認められています。

遺伝病というのは、珍しい病気で自分には関係ないと思っている人が多いかもしれませんが、そんな事はありません。逆に、ほとんどの人は、何らかの遺伝病のキャリアです。今後は、遺伝子解析の進歩により、上記のような遺伝病に関する情報が急速に蓄積することが予想されます。

血糖、コレステロールや血圧などの値は、少々異常でも節制や薬物で何とかなります。しかし、遺伝子の異常に対しては、今のところ何もできないことがほとんどです。もしも、何年か後に必ず発症するような遺伝子異常がみつかったら、冷静に対応することは難しいと思います。

今日は、2回目の審尋が神戸地裁であります。