東京マラソンでの心肺停止

松村邦洋、退院後テレビ初出演で命の恩人と再会
松村邦洋さん退院、「マラソン、やせたら再挑戦」

お笑いタレントが東京マラソンに出場して心肺停止状態になった事は、知っていましたが、あまり気にしていませんでした。しかし、上の報道で心肺停止の原因が急性心筋梗塞による心室細動だったと知り驚きました。また、入院から2週間足らずでテレビ出演しているのにも驚きました。

マラソン走行中、おそらく左冠動脈前下降枝でプラーク破綻による心筋梗塞が発生し、不整脈(心室細動)により心停止した。近くにいた医療関係者などがAED(自動体外式除細動器)で心停止を解除し、すぐに病院へ搬送。搬送先の病院では、経皮的冠動脈インターベンション(PCI、ステントやバルーンによるカテーテル治療)による再灌流療法が行われた。以上のような状況だったと思います。

再灌流療法が迅速かつ的確に行われたため、梗塞による心筋壊死も最小限だったようで、松村さんは非常にラッキーだったと思いますが、今回の東京マラソン関連の報道には疑問を感じるものが他にもあります。

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曙、ドクターストップで東京マラソン欠場

半月版損傷や膝関節症で相撲を引退した曙は、今でも体重が195キロあるらしい。マラソンを走ったら膝がどうなるか、想像するだけでもゾーッとします。

心臓の筋肉や、関節の半月版などは、現代の医学では再生させる事はできません。リハビリや治療である程度回復するとしても、障害は一生残ります。

フジテレビのスタッフやこの記事に出てくるプロデューサーは、東京マラソンのことをバラエティー番組だと思っているのかもしれませんが、出演(出場)による障害の可能性について、インフォームド・コンセントは成立しているのでしょうか?

過去の有名人の痛々しい姿をみて喜ぶような視聴者は、少ないと思いたいのですが—

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