拡散防止措置違反調査

以下は、3月16日に行った弁明の一部です。実名部分のみ変更しています。


今回問題となったような拡散防止措置違反を行っていたのが、私の所属する研究室だけであるという神戸大学による調査報告結果については、承服しかねます。調査資料は、私には開示されておりませんが、調査の実態は、おおよそは以下の通りで、私の研究室で行われた調査の方法(下記1)と、他の研究室での方法(下記2)は、大きく異なっていました。

1. 私の所属する研究分野では、2008年4月10日に、〇〇遺伝子組換え実験安全委員会委員長と〇〇遺伝子組換え実験安全主任者(医学研究科)が聞き取り調査を行いました。私を除き、当時在籍したすべての実験従事者を一人ずつ部屋に呼んで、「これは、匿名調査です。人数を確認するためにお名前はお聞きしますが、あなたがどんな答えをしたかはわからないようにします。どんな答えをされても、責任を問われることはありませんので、正直にお答えください。」と前置きしてから、

(a)あなたはこれまで、拡散防止措置違反をしたことがありますか?
(b)どのような違反ですか?

などの質問がなごやかな雰囲気の中で行われました。また、卒業した人たちにも、同様の聞き取り調査を医学部学務課の事務の方が電話により行いました。

2. 他の研究分野や他の研究科では、
調査用紙を各分野の教授や責任者に配布し、在籍する実験従事者からの回答を集めさせました。調査用紙には上記とほぼ同じ質問が記入してありましたが、自筆での署名が必要で、用紙には「回答によっては、遺伝子組換え実験が再開できないこともあります」という注意書きがありました。用紙には、

(a)あなたはこれまで、拡散防止措置違反をしたことがありますか?次のどちらかに◯をつけてください(Yes, No)
Noに◯をつけた場合は、以下の質問に答える必要はありません。
Yesと記入した場合は、以下の質問に答えてください。
(b)どのような違反ですか?以下にできるだけ具体的に記入してください。
(                             )

また、結果は教授などの責任者が取りまとめて提出しました。誰がどのような回答をしたかを教授がわかるやり方です。

評議会には、以上のような調査方法の違いがあったことが事実であったかどうかをまず確認していただく事をお願い致します。また、調査方法の違いが事実であったことが確認出来た場合は、公平を期するために、全学において私たちの研究室で行なわれたものと同様な、即ち、匿名で回答者が結果に責任を負わない聞き取り調査を現在在籍するすべての実験従事者と卒業生に対して行っていただきますようお願い致します。


P.S. 現在のところ、大学からの反応は何もありません。先日のブログドア開放の動画は、2009年3月16日の時点でも、拡散防止措置違反(実験室の扉を開けたままで遺伝子組換え実験を行っていた)がある事を示しています。